ジンジャーシロップを使ったレシピvol.4【ジャスミンジンジャーチャイの作り方】

お久しぶりです。

TEMTASOBI GINGERの久米です○

ブログを書くのは2023年初!になります。

最近の私はというと、今年の1月から本格的にラテアートの練習を始めやっとハートが描けるようになりました!

ラテアートに必死でなかなか時間が取れず、前回のブログからかなり間が空いてしまいすみません、、!

まだまだ修行中ですが、毎週水曜日は無名coffee standに立っておりますので、是非美味しい珈琲と共にひと休みしにきてください○

 今回のブログは#03のシロップを使ったジャスミンジンジャーチャイについてです!

だんだん暖かくなり、日中はとても過ごしやすい気候になってきたのでアイスチャイのレシピを紹介していこうと思います!

 

それでは毎度お馴染みの豆知識から紹介していきますね〜

目次

ジャスミンジンジャーチャイとは

ジャスミンジンジャーチャイとはジャスミンの茶葉をミルクで煮出し、#03のシロップと組み合わせたものになります!

ジャスミン茶(ジャスミンちゃ、英語: jasmine tea)、中国語では茉莉花茶(モーリーフアチャー、拼音: mòlìhuāchá[1])とは、中国茶のひとつ。中国においてもっとも有名な茶の香りである[2]。いわゆる六大茶とは別の花茶(フアチャー、拼音: huāchá[1])に分類され、ジャスミン茶はその代表的なものといえる。花茶を含めて中国茶を七大茶と分類する場合もある。フレーバーティーの一種。茶葉モクセイ科ソケイ属のマツリカ(茉莉花、アラビアジャスミン)の香り吸着させたもので、もっとも有名な花茶である。強い花の香りを持つが茶の味を妨げることはない。一般的には緑茶が用いられるが、白茶烏龍茶プーアル茶が用いられているものもある。(wikipediaより)

「ジャスミン茶って、ジャスミンの花をお茶にしている」と思っていませんでしたか?(私はそうだと思ってました!笑)

実は間違いで、正解はジャスミンの香りを移した緑茶なんです!

ジャスミン茶は花茶という種類に分類され、花茶の中で最も有名なお茶だそうです!

 

調べてみると花茶にもいくつか種類があったので、花茶についても少し掘り下げていきます◯

花茶とは

花茶(はなちゃ、中国語: 花茶; 拼音: huāchá; 注音符号: ㄏㄨㄚ ㄔㄚˊホアチャァ)は中国茶の一種。緑茶青茶など茶の製法によって分類する六大分類とは別種に分類される。そのため、最近では六大分類に花茶を加える方法で中国茶を分類するのが主流となっている。

花茶とは緑茶などに花の香りをつけたお茶のことで、中国茶の一種です。

中国茶は発酵の度合いによって大きく6種類に分かれており、”  緑茶、黒茶、白茶、黄茶、紅茶、青茶 ” の六大茶というものがあります。

花茶はそれとは別の分類になりますが、最近では花茶を含めた七大茶と呼ばれることも!

なぜ緑茶が主流なのかというと、緑茶には香りを吸収する性質があり、花茶作りに適しているそうです◯

 

花茶の歴史

花茶の製造は、1000年以上前の中国 南宋の時代に始まりました。

北方で茶は取れず茶商人が南まで買い付けに行きましたが、交通の不便さ、治安の悪さにより北方では新鮮なお茶は飲めなかったそうです。

そのため、質のよくないお茶にジャスミンや白蘭などの花を入れて飲みやすくしたのが花茶の始まりです◯

元から明代初頭にかけて発展していきましたが、現代の花茶の基礎ができたのは清代に上流階級の人が楽しむようになったのがきっかけみたいです!

花茶もチャイと同じで、ダストティーを美味しく飲むために考えられた飲み物だったんですね〜!
今ではどちらもメジャーなドリンクに進化しています◯

福建省の省都福州はジャスミン茶の生産が盛んでお茶の一大産地らしく、中国で販売されているジャスミン茶の約70%が福建省で生産されているそうです◯

 

花茶の種類

花茶は製法によって大きく3種類に分類されます。

 

1つ目は、茶葉にある『香りを吸収する』という特徴を活かして、花の香りを茶葉に移した花茶です。

最も基本的な花茶の種類であり、代表的なものだとジャスミン茶があります○

画像はこちらから

2つ目は茶葉に乾燥させた花びらを混ぜた花茶です。

代表的なものはキンモクセイ茶。桂花茶(けいかちゃ)という別名もあるみたいです!

画像はこちらから

最後、3つ目は茶葉を使わない花茶です。

茶葉を使用せず、花びらそのものを煎じて飲むハーブティーのような花茶です。

お茶というよりは漢方薬として発展したものらしく、代表的なものだとばら茶 (玫瑰花茶) があります。

画像はこちらから

花茶の中でも、ジャスミン茶のような花の香りを茶葉に移すものは着香がとても大変らしく、かなり時間をかけて着香されてるみたいなので、製法についても大まかに紹介していきます。

花茶の製法

ジャスミンの花は当日摘んだものが使われます。

1.茶と花の準備

開いた花を摘むのではなく摘んだ当日の夜に開花するようにつぼみ状態のものを選び、風通しの良いところに広げます。

開きかけた花が一番強い香気を放つので、ふるいにかけて咲きかけのものだけを選別します。

画像はこちらから

2. 通花

選別の終わったジャスミンの花と茶葉を交互に何層も積み重ね、4~5時間ほど堆積させ花の香りを吸収させます。

花の呼吸熱の影響により花が枯れて香りが失われるので、定期的に堆積をばらして熱を発散させるのがポイントみたいです!

3. 起花

茶と花の堆積を広げて、15~20分ごとにかき混ぜます。これを3.4回繰り返すそうです。

4. 圧花

しおれた花と茶葉をふるいで分け、茶を乾燥させます。

↑着香終了後のしおれた花  画像はこちらから

ここまでの工程を「窨花(いんか)」と呼び、窨花は花茶製造の最重要工程と言われています。

高級なジャスミン茶は窨花を何度も繰り返すらしく、ゆっくりと時間をかけて香り付けされることで、ジャスミン茶の価値は高まっていくそうです◯

5. 提花

出荷直前に少量の生花を混ぜ込んで、梱包を解いた時に強い芳香を放つようにするための着香技法です。

これは窨花を重ねた上級なジャスミン茶は問題ありませんが、窨花回数の少ない低級なジャスミン茶は花香の吸収が不十分なため生花を混ぜこむようになったと言われています。

ジャスミン茶が花茶の主流になったのは、ジャスミンの花は香りが強く長持ちするので、花茶に最適とされているからだそう!

お店で使っているジャスミン茶は点線葉茶さんの茉莉花茶銀毫を使っています。

茉莉花茶銀毫は「ジャスミン茶の故郷」と言われる広西横県産の特級ジャスミン茶で、上品で濃厚なジャスミンの香りが特徴です○

煮出している時とてもいい香りが広がるので、いつも作りながら癒されてます〜!

では、ジャスミンジンジャーチャイのレシピを紹介していきます○

ジャスミンジンジャーチャイの作り方

【用意するもの】

  • 水 50ml
  • ジャスミンの茶葉 スプーン一杯
  • 牛乳 170ml
  • ジンジャーシロップ#03 30ml
  • 氷  適量

【作り方】

①鍋に水50mlと、茶葉を入れて3回沸騰させます。(沸騰する→火元から離すを3回繰り返す)

②牛乳170mlを鍋の中に入れます。(ここでは沸騰させなくて大丈夫です)

③ビーカーにシロップ#03を30gと、大きめの氷を2、3個用意しておきます。

④②を茶漉しで漉しながらビーカーに注ぎます。

⑤ビーカーが冷えるまでよく混ぜます。

⑥氷が入らないようにゆっくりコップに注いで完成。

入れ方のコツ

ジャスミンジンジャーチャイをホットで作る際、茶漉しで漉してもダマが残りやすいです。

なぜダマになってしまうのか中川に聞いてみました。

久米

ジャスミンジンジャーチャイを作る際にダマができてしまうのはなぜですか?

中川

ジャスミンジンジャーチャイに使っている#03のシロップはレモンの成分が多いので、レモンの酸と牛乳のタンパク質が熱をかけると凝固しダマになってしまいます。
シロップの量が多くなるとかなりダマができてしまうので注意が必要です!

久米

なるほど、、、。 
ダマが残らないように工夫して入れることがポイントですね!

ダマができてしまうのを防ぐためには、最後茶漉しで漉す際に3回ほど漉してからカップに入れるとダマがなくなって口当たりが良くなるかと思います◯

ホットで作られる場合は是非、参考にしてみてください〜

おまけ

今回、レシピの写真を無名coffee standで撮影しました!

無名coffee standはTEMTASOBIと同じでお店ができて4年目くらいになるのですが、今年の1月から経営を中川が引き継ぐことになり、以前オーナーだったまみさんはスタッフとして一緒に働いています◯

なので、これからは無名でもシロップを購入できるようになり、珈琲だけでなくジンジャーエールも飲めるようになります!

ここで珈琲を飲んでいる自分を少し特別に思えたり、ここに来たら素敵な人に出会える、何か新しいことをインプットできる、そんなお店にしていけたらいいな〜なんて思います。

まみさんが今まで作り上げてこられたお店の雰囲気を大切にしながら、新しいことにも挑戦していけたらいいなと思うのでこれからの無名coffee standも宜しくお願いします◯

TEMTASOBIから徒歩30秒のところにお店がありますので、ふらっと立ち寄っていただけたら嬉しいです〜

それではまた次のブログで◯

文 / 久米萌菜

写真 / TEMTASOBI GINGER 中川清史

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この記事を書いた人

TEMTASOBI GINGER スタッフ
旅行が好きで、休日は愛知県にいることが少ないです。
メガネがないと生きていけません。

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