ジンジャーシロップを使ったレシピvol.1【ジンジャーエールの作り方】

ジンジャーエールの作り方
目次

はじめに

こんにちは。TEMTASOBI GINGERの久米です。

最近一気に気温が下がりましたね、、

日中もかなり過ごしやすく、日が落ちるのも早くなってもうすぐ冬が来るかと思うとワクワクします。
圧倒的冬派なので冬服を着るのが楽しみです〜。

去年の冬の出店は寒すぎて凍えていたので、
今年の冬はあったかグッズをたくさん買い揃えて挑もうと思います!(乗り切れるかな〜)

今回からレシピもたくさん紹介していこうと思います◯
まずはジンジャーシロップの使い方として一番シンプルな飲み方の

【ジンジャーエール】

のレシピから。
とその前に、ジンジャーエールについての豆知識を少しご紹介できればと思います!

ジンジャーエールってどんな飲み物??

wikipediaの情報になっちゃいますが、

ジンジャーエールとはショウガが入ったノンアルコールの炭酸飲料。
カラメルで着色されており、ショウガ独特の辛みがある。シャンパン等の食前酒代わりや、カクテルの材料としても使われる。

とありました。TEMTASOBI GINGERのシロップはカラメルでの着色は行っていないけど、市販されているジンジャーエールにはカラメルが入ってるものが多いような。。。

スーパーや飲食店など様々な場所でジンジャーエールを見かけますが、日本で流通しているものは主に2つ。

「カナダドライ」と「ウィルキンソン」です。

この2つのジンジャーエールにはどんな違いがあるんだろう?と思い調べてみると、かなり歴史のある2大ブランドだということが分かったので、こちらも紹介していきます◯

日本におけるジンジャーエールの歴史

【カナダドライ】

まずは一番メジャーなジンジャーエールだと思うカナダドライの歴史から。

このカナダドライを作ったのはカナダでソーダ水の販売をしていたジョン・J・マクローリンさん。

フランスで買ったシャンパンに魅了され、1904年に ” CANADA DRY PALE GINGER ALE ”  (アルコールの入ってないシャンパン)を完成させました。

名前の由来はマクローリンの母国がカナダなので、そこから付けられたそうです!

日本で全国的に流通し始めたのは1975年頃。
それよりも前にジンジャーエールは日本で販売されてたみたいなのですが、一般的に店頭で目にするようになったのは1975年以降のカナダドライだそうです。

コカコーラがアメリカで導入されたカクテル用飲料のブランド ”サンティバ” を使用したジンジャーエールを発売したのですが、カナダドライの知名度には勝てず、自社ブランドのサンティバを蹴飛ばし1991年にカナダドライと契約。

こうして今のカナダドライがあるわけですね〜

今まで何回もパッケージが変わってるみたいですが、今のデザインが一番シャンパンぽくてシンプルでいいな〜なんて思いました。

コカコーラ契約前

(http://softdrinks.org/asd9704a/cad.htm) 引用

コカコーラ契約後

(http://softdrinks.org/asd9704a/cad.htm) 引用

現在

(https://c.cocacola.co.jp/spn/canadadry/)引用

カナダドライはショウガ特有の辛さが少なく、甘さが強いのが特徴。ショウガ自体は入っておらず、ジンジャーエキスが含まれています○

ウィルキンソンと比べると、カナダドライの方が人気も生産量も高いらしいです。確かに、よく見かけるのはカナダドライですよね!

カナダドライの商標は「ジンジャーエール」だそうです。

【ウィルキンソン】

イギリス人のジョン・クリフォード・ウィルキンソンさんが兵庫県で炭酸鉱泉を発見したことをきっかけに、”ウィルキンソン タンサン社” でジンジャーエールの開発が行われました。

ウィルキンソン タンサン社はなんと明治時代から兵庫県にあるかなり歴史のある会社なんです!

まさかウィルキンソンが日本のブランドだったとは知らず、びっくりでした、、

1951年に朝日麦酒株式会社(今のアサヒビール株式会社です)と販売契約を締結し、1966年にウィルキンソンブランドのジンジャーエールを発売。

(https://www.shin-shouhin.com/2020/10/03/wilkinson_gingerale/)引用

この時、製造はウィルキンソン社が、販売は朝日麦酒株式会社が行っていたみたいです。

ウィルキンソンには、ジンジャーエールとドライジンジャーエールの2種類があります。

(https://www.lmaga.jp/news/2020/12/192173/)引用

ジンジャーエール:辛みが強く、ジンジャービア(イギリスの生姜を発酵させて作るドリンクです。ジンジャーエールの原型と言われています)のような生姜の風味を強く残した味になります。(英国風のハードな辛口)

ドライジンジャーエール:ドライなので辛いんじゃないか?と思いますが、こちらはカナダドライのような辛みの少ない、甘くて飲みやすいタイプです。(北米風のソフトな甘口)

ウィルキンソンのジンジャーエールもショウガは直接使用せず、ショウガから抽出した香料で風味づけされてるみたいです◯

平和元年、ジンジャーエールからジンジャエールに統一し、現在の商標は「ジンジャエール」だそうです。

TEMTASOBI GINGERのシロップはどっちに似てる?

イベントなどで出店していると、時々お客様から「カナダドライのような感じですか?」や、「ウィルキンソンくらい辛いですか?」などと聞かれることがありますが、私達が作っているシロップは生姜の風味が強く、辛さもしっかりしているので、ウィルキンソンの辛口の方に似ているかなと思います◯

作り方も元々イギリスで作られていたジンジャービアのようにショウガを煮出していることもあって、ウィルキンソンの辛口に近い味わいになるんだろうなと思いました◯

これまで何となくウィルキンソンの辛口に似ていると思っていましたが、ジンジャーエールについて調べたことで違いをきちんと説明できるようになりました◯

シロップはお好みで味を調節できるので、マイルドに飲みたい方は少なめに、辛口がお好きな方は濃いめに割って頂いたりして、自分好みの割合を見つけて頂けたら嬉しいです〜!

長々と話してしまいましたが、ここからジンジャーエールの作り方を紹介していきます!(お待たせしました)

ジンジャーエールの作り方

【用意するもの】

お店やイベント出店の時にジンジャーエールを作る時のレシピです。

用意するものはとてもシンプルです。

・氷 2〜3個
・ジンジャーシロップ 40g
・炭酸水(無糖) 160g

お店でドリンクを作るときは電子天秤を使っているのでグラム数を書いていますが、目分量でも大丈夫かなと思います。

【作り方】

① グラスに氷を2〜3個入れます(先に入れた方が炭酸が抜けにくくなります)。

② シロップを40g入れます。

③ 炭酸水(無糖)160gを氷に当てながら静かに注ぎます(勢いよく入れると泡がこぼれる事が多いです)

④ 炭酸が抜けないようにゆっくりとかき混ぜます。

【作り方のコツ】

氷に当てながら炭酸水を注ぐと綺麗なグラデーションになるので見た目上そういう作り方をしていますが、実際は炭酸水を少し注いだ状態で一度ゆっくり混ぜた方が全体がよく混ざるのでおすすめです、、
(ここだけの話)

#01はバランスの取れたシロップなので一番飲みやすく、ジンジャーシロップといえば!という味わいになります。
#02はスパイスが濃厚で、クラフトコーラのような味わいになります。バニラエッセンスを加えるとよりクラフトコーラに近くなります!
#03はレモンと唐辛子で後味がスッキリとしているので、気分転換にバッチリです○

お好みでミントを入れたり、ライムを乗せたり、自分流にアレンジして共有してくださるお客様もいて色んなレシピで楽しんでもらえて嬉しいです〜!

これからはちょっと変わったアレンジレシピや、これとこれ合いそうだな〜みたいな実験的なことにも挑戦していけたらと思います◯

おまけ

今回レシピの写真を撮り終わった後に、撮影の裏側も載せていけたら面白いかもねって話になって、youtuberっぽく裏側の写真を撮ってみたんですけど、
飲みかけだし、片付けもできてなくてめっちゃぐだぐだな写真になっちゃいました笑
(初回なので許してください、、)

次回からは撮影風景や裏側もおまけで載せていきますので、楽しみにしててください〜。

文/TEMTASOBI GINGER 久米萌菜
写真/TEMTASOBI GINGER 中川清史、久米萌菜

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この記事を書いた人

TEMTASOBI GINGER スタッフ
旅行が好きで、休日は愛知県にいることが少ないです。
メガネがないと生きていけません。

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