ジンジャーシロップを使ったレシピvol.2 【ジンジャーマサラチャイの作り方】

目次

はじめに

こんにちは。TEMTASOBI GINGERの久米です。

最近イベントでお客様に、「ブログを見て#01のシロップの紅茶割りを試してみたんですけど、めちゃくちゃ美味しかったです!」という声を頂きました。

ブログを見て頂いてるのを初めて実感してとても嬉しかったです、、、

ブログやinstagramを見て名前を覚えてくださるお客様もいて、勝手に仲良くなれた気でいます!嬉しいです!

長い文章を書くのは苦手ですが、頑張ってブログを更新しているので是非、また感想教えてください〜!

今回のブログは#02のシロップを使ったジンジャーマサラチャイ のレシピの紹介になりますが、こちらもまた先に豆知識から披露していこうかなと思います(豆知識の紹介、定番化していきたいです笑)

チャイって何?

wikipediaの情報になりますが、

インド式に甘く煮出したミルクティーを指す。世界的には、茶葉に香辛料を加えたマサーラー・チャイを指す。

と書いてありました。

ですが、実はチャイとはお茶の総称らしいんです!

日本でのチャイの認識は ”インド式に煮出したミルクティー ” で、チャイといえばスパイスの効いたミルクティーをイメージされる方が多いと思いますが、実際はミルクティー、日本茶、中国茶など全てチャイと呼ばれるみたいです◯

私はチャイ=インドのミルクティーだと思っていたので、この事実にはびっくりでした、、、!

チャイはそれぞれの国で飲み方や入れ方が異なり、色々な種類があるみたいなので後ほど紹介していきますね〜

チャイの歴史

19世紀、イギリスの植民地であったインドのアッサム地方で茶の茂みが発見され、大きなマーケットを確立していたイギリスの紅茶産業は輸入から栽培へと切り替わり、生産の中心はアッサム地方へと移りました。

これがインドにおける紅茶産業の始まりみたいです。

当時、インドは宗主国であるイギリスに出荷するための茶葉を作っていましたが、良質な茶葉はイギリスへと持ち出され、国内に残ったのは売り物にならない粗悪品の茶葉だったそうです。

質の落ちた茶葉は苦味が強くそのままでは飲むことができないため、ミルクやお砂糖を入れ飲みやすくしたものがチャイの発祥となります!

チャイとは粗悪な茶葉を美味しく飲むために作られたドリンクだったんですね〜!今では世界中で飲まれる人気ドリンクになっています◯

チャイは中国の「茶」という言葉が由来らしく、昔中国でできた「茶」という言葉が長い年月をかけてインドにたどり着き、チャイという言葉に変化したと言われてます!

チャイとミルクティーの違い

チャイとミルクティーの違いは大きく2つあります◯

1つ目は茶葉です。

チャイとミルクティーは同じ茶葉を使いますが、ミルクティーが市販の茶葉やティーパックを使うのに対し、チャイはCTCやダストという粉末状の茶葉を使用して作ります。

CTCとは Crush(潰す) Tear(引き裂く) Curl(丸める)の略。

収穫した茶葉を紅茶に加工する際に、専用の機械を使って押し引きながら丸い形状に仕上げた茶葉です。

CTCは、短時間でスパイスにも負けない強い紅茶の香りを出せるのでチャイにはぴったりの茶葉だそうです!

TEMTASOBI GINGERでもCTCの茶葉を使ってチャイを作っています◯

2つ目は作り方です。

ミルクティー→沸騰したお湯で茶葉を数分蒸らした後、カップに注いでミルクと砂糖を加えて作る

チャイ→直接茶葉を煮出して、沸騰したら砂糖とミルクを加えて再沸騰させ、茶漉しで漉して作る

この製法によって、チャイはミルクティーより濃く、濃厚な味わいになるそうです!

各国でのチャイ

チャイは各国で飲み方や作り方が異なり、調べてみると様々な飲み方で楽しまれていたので少し紹介します!

ロシアではチャイはジャムと楽しむのが主流みたいです○

ジャムを直接食べてからチャイを飲んだり、チャイの中にジャムを入れたりするらしいんです!

トルコでは茶葉をものすごく濃く煮出してから、好みに合わせてお湯で割って飲まれているらしいです◯

ミルクを加えずストレートで飲むのが主流で、中には砂糖をめちゃくちゃ入れて甘くする方もいるんだとか、、

甘党が多いみたいです!笑

モロッコはチャイにミントを使用! 爽快感が強く、モロッコの気候に適しているらしいです○

どの国も自分の好きなようにアレンジしていて、なんでもありなんだな〜と調べてみて思いました!

日本はというと、日本でチャイといえばスパイスの入っているものが主流かなと思います!

スパイスの入っているチャイはマサラチャイといって、チャイに生姜やシナモン、カルダモンなどの香辛料を加えてスパイシーにしたものをいいます。

マサラってなんだ?となりますが、マサラとは様々なスパイスを粉状にして混ぜ合わせたもの、スパイスの総称らしいです○

だからスパイスの入っているチャイはマサラチャイなんだ〜納得です!

インドでもマサラチャイは飲まれていますが、インドのチャイ屋さんでは、スパイスを使ってないシンプルなミルクティーが多いらしいです!

入っているとしても生姜のみらしく、チャイに使うスパイスの中で生姜がダントツで人気だそう!

マサラチャイを作る際、香辛料を加えるタイミングは茶葉を入れる前がポイント!

水が沸騰したらスパイスを煮出し、次に茶葉を加えるのがコツらしいです!

理由は、他の茶葉と一緒に煮出すよりもスパイスだけで煮出す方がしっかりと風味や味を残したまま作れるからだそうです。

お店ではチャイにカルダモンを入れていますが、いつも茶葉と一緒のタイミングで入れているので、今回調べてみて茶葉を入れる前だったんだ!と勉強になりました。

今度スパイスだけで煮出してみて、味や風味が変わるのか検証してみようと思います!

ジンジャーマサラチャイ の作り方

これから一気に寒くなると思うので、今回はホットの作り方をご紹介します◯

【用意するもの】

  • 水  50ml
  • カルダモン(お好みで)
  • 茶葉  スプーン1杯
  • 牛乳  170ml
  • ジンジャーシロップ#02  20g

【作り方】

①鍋に水50ml、カルダモン3粒、茶葉をスプーン一杯入れます。

カルダモンは中の種が出るまで潰します。 ↓

お店では茶葉をスプーン一杯より少し多めに入れています。

②水、茶葉、カルダモンが入った鍋を3回沸騰させます。(この時点で、味を濃いめに出しておきます)

③牛乳170mlを鍋に入れ、さらに3回沸騰させます。(牛乳は沸騰させすぎると溢れてくるので気をつけてください!)

④沸騰させてる間に、ビーカーにシロップ20gを用意しておきます。

⑤3回沸騰させたら、茶漉しで漉しながらビーカーに入れます。

⑥マドラーで静かにかき混ぜます。

⑦コップに注いで完成。

お店ではかなり熱々な状態で提供できるようにしているので、是非このレシピでおうちでも温まってもらえたら嬉しいです◯

おまけ

今回おまけの写真を撮り忘れてしまいました!やってしまいました〜。。

この日は雨で外がとても寒かったので、震えながらチャイの写真を撮りました笑

来月からはもう少し頻度高めに更新できるように頑張ります!

ではまた〜!

文 / TEMTASOBI GINGER 久米萌菜

写真/ TEMTASOBI GINGER 中川清史

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この記事を書いた人

TEMTASOBI GINGER スタッフ
旅行が好きで、休日は愛知県にいることが少ないです。
メガネがないと生きていけません。

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